8月15日に誓うこと  ~戦争は罪悪である。~

815日に誓うこと~戦争は罪悪である。~

知ること、考えること。

想像すること

発信すること

迎お盆の前日

朝から、北朝鮮のミサイルが

日本上空を通り

グアムを狙っている、らしい

というニュースを聴いた。

胸が苦しい。苦しい。

怖いですよね、と

コメントを求められる

一般市民の声を聴きながら

ワタシは、今

自分に、何ができるだろう、

と考えた。

今はただ、ただ

平和を願うことしか

思い浮かばず

無力さを感じつつ。

平和を祈った。

あなたの身近に、

戦時中の体験、

記憶を語れる人はいますか?

あなたはその話を聴いたことが

ありますか?

わたしは、

ありがたいことに

実父母からも祖父からも

太平洋戦争中の話を

直に聴いて育ってきた。

亡くなった祖父は、

明治36年生まれ

太平洋戦争中は、

通信兵としておよそ4年、南方に従軍。

昭和22年になるまで帰って

来ることができなかった。

ネズミのような小動物は

まだマシなほうで

木の根まで食べた話も、

窓からも

人が溢れるような汽車に

しがみついて移動した話も

よく覚えている

が。

なによりも

強く印象に残っているのは、

通信兵だった祖父は

終戦を迎えるかなり早い段階で

国民には知らされない戦果を

知っていた。そのため

「日本は勝てない、必ず負ける」

とおもっていたそうだ。

しかし、もちろん

口に出せなかったということも。

国は、

都合の悪いことを

私たち国民には

知らさないという現実は、

当時、小学生だった私にも

怖いとおもった。

そして

そんな時代が

再びきたらどうしようと

心のどこかでずっと

恐れてきた。

想ったことを自由に言えない

怖さ、

本当のことは

隠されてしまうという怖さを

ここ数年

特に強い危機感とともに

ずっと感じ続けている。

お盆前に、

お中元を届けに、

夫の実家に母といった時のこと。

実母と義母は同い年。

寅年のオンナである。

昭和13年生まれの母たちは、

終戦の昭和20年に、

小学校1年生だった。

玉音放送を聴いた記憶もある。

義母は当時、かの310日の

東京大空襲の寸前まで、

都内に住んでいたので

登下校の最中に、B29が通り過ぎるまで

なんども防空壕に隠れていたという。

その音がどれだけ恐ろしかったか・・

いまだに忘れられない。

あと、すこし新潟への疎開が遅かったら、 

あの大空襲で死んでいただろうと

話してくれた。

そうだとしたら

夫も産まれていなかったし、

当然、娘も生まれなかった。

わたしのだいじな家族は

今、存在しなかったかも

しれないのだ。

実母もまた、北信濃の田舎町だったが

下校途中、面白半分のように

低空飛行していった米軍機が怖くて

防空壕からでられなかったそうだ。

その話は、

子どもの頃からなんども聴いた。

聴きながら、いつもわたしは

自分も、その田舎道にいることを

想像していた。

しかし、

どんなに想像力をつかっても

ほんとうのこわさは

わかったとは言えない

けれど、話しを聴くたび、

目の前の母が

子供の時に体験した

消えない恐ろしさだけは

伝わってきたようにおもう。

いったん戦争が始まれば

国は国民の生活を守らない。

一人ひとりの人生やしあわせを

守れるわけがない。

それなのに

それだけど

戦争をしたい人たちも

いる。

どんな理由があっても

戦争は罪悪である。

戦争は人殺し。

聖戦なんてありえない。

毎年8月には

多くの戦争に

関するテレビ番組が

特集をされているが

72年という歳月は

もう遠い過去なのだろうか?

自分が生きている間にぜったい

日本は戦争をしないし

日本にいまは、兵役はないし

世界平和なんて

えらい人が決めることだから

自分には関係ない、と

言い切れるだろうか?

365日、毎日平和を祈るけれど

特に、8月は強く、つよく

想います。

勝っても負けても

小市民は

悲しい記憶が

残るだけ。

どんな理由があっても

戦争を、解決策にしてはいけない。

そう考える

わたしたちにできることは

まずは、真実を知ること。

知ろうとすること。

自分の頭で考えること。

事実や感じたことを

誰かに

トナリの人に伝えていくこと。

平和をつなげていく

覚悟をもつこと。

素直さは大事。

でも、あれ?と思ったら、

それ、ほんとうなのかな?

それでいいのかな?

と考える。

たとえ

自分ひとりくらい

声にだしても何も変わらない

かもしれない。

自分ひとりくらい

反対したって

何も変わらない

かもしれない。

でも、

それでいいのかな?

まずは

考えてみよう、とおもう。

いろいろな立場、

考え方はあるとおもいますが。

わたしひとりは、

非力で微力。

素人の感情論と言われても、

戦争は罪悪であると

言い続けたい。

もし、あなたのまわりに

誰一人、戦争について

ご自身の体験を話してくれる人が

いないのならば

まずは知る、考えるきっかけに

映画はいかがですか?

現在、長野ロキシーさんでは

長野市出身のゼロ戦パイロット

原田さんのドキュメンタリー映画が

825日まで上映中。

「原田要 平和への祈り」http://www.naganoaioiza.com/

また母に誘われて観に行った映画 

明日へ~戦争は罪悪である~

https://www.facebook.com/ashitaefuji/

も、ぜひご覧いただきたい。

太平洋戦争中、ほとんどの宗教家や

僧侶が国民への戦争熱を高める活動

を行っていた、又はやらされていた中、

戦争に反対し、国家から弾圧され

宗派からも除名を受けてなお、

反戦を訴え続けた「真宗大谷派」の

僧侶・竹中彰元さんをモデルにした映画である。

劇中には、戦争は集団殺人だから、

絶対に死ぬな。相手も殺すな」と

人々に説いていたため、

何度も治安維持法で捕まった僧侶・植木等さんの父・

植木 徹誠さんも登場している。

今年後半に、長野市内・小布施町で

自主上映会があるようです。

20171111日 午後

会場: 小布施町北斎ホールにて 

2017122日(土)

10時から~ 14時から~

会場 フリースペースプリコ

長野市差出南2-14-23

詳しい問合せ・

前売り券をご希望の方は

長野映研内 

上映を進める「明日へ」の会信州事務局へ 

0263-45-0227へ。


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# by obinatagumi | 2017-08-16 19:45 | オビナタのおと | Comments(0)

「人は、情報で感動しない」と、彼は言った。~久石譲さんと高畑監督のトークショーを聴いて~


先日、長野市の

長野ロキシーさんで

久石譲さんと

高畑監督トークショーが

ありました。



なんで、

いったんあきらめたのか

自分でもわからない。

けど、

このナガノにいながら

我が家から車・15分内

なのに。予定がつかないと

諦めていたワタシ。

でも、だけど、

これは、行くしかないでしょ。

と、

当日の朝、おそるおそる

問い合わせの電話をしてみると

まだ、チケットありますって・・

やっぱりね。

そこから、もろもろ微調整。

ほら、なんとななるのにね。




ほんとは自転車で

軽やかにいくつもりが

夕方からの大雨で

オレンジアクア号で出動。



ところが、

会場である

長野ロキシーさんの前では

信州産ワインを楽しむ方がたで

溢れかえっていました。

飲めないと思うと

恨めしや‐・・・・



会場はほぼ満員。

わたしの左席には

20代の若いお姉さん。

右側には、

元祖おたくなんてコトバが

でまわりだした頃からの、

ファンとおぼしき初老寸前のオジサン。

と、両隣を見るだけでも、

まさに老若男女。

ふり幅の広いお客様で

満席に近い長野ロキシーさん。

こちらの映画館で

こんなにおおぜい人が

座っているのを観たのは

シツレイながら

ほぼはじめてだったかも・・・

いつもは、

渋いチョイスの映画が

多いですからね・

そこが
長野ロキシーさんの
好きなのところでも

あります。




時間になると

お二人は軽やかに登壇。


久石さんは

思い出話をしながら
高畑監督から

お話を上手にひきだして

くださっていました。

ジブリ第二作

「天空の城ラピュタ」も、

実は映画音楽担当は
某有名な作曲家さん

だったらしいのですが

どうやら、

高畑さんの強力プッシュで、

久石さんに決まったらしいこと。

また、名曲「君を乗せて」は、

ついで的に作った曲だったこと。

この作詞は、宮崎監督のメモ書きに、

高畑監督も補完してできたものということ

などなどのこぼれ話。


高畑監督が、

久石さんの音楽を

高く評価していたにもかかわらず、

「かぐや姫の物語」以前には

依頼してこなかった訳

かぐや姫の物語の

映画音楽についての

高すぎるハードルなどなど

思いがけない制作秘話を

お聞きすることができた

充実のトークショーでした。

長い間、

映画と映画音楽に携わってきた

お二人の重みあるお言葉に、

感動しました♪


高畑監督は81歳、

久石さんも、66歳。

お二人はなんと若々しいことか。

とくに、高畑監督に

もうひと作品をぜひ!

と、久石さんが

強くプッシュしていましたね。



当然と言えば当然ですが

一作品、一作品

ほんとうに

ものすごい熱量で

作品を完成させ、

公開しているのだと

あらためて

強く感じました。



トークショーの終盤

久石さんが、

今の映画音楽が 

狙いどおりすぎて

心に残らないこと・

パソコン・スマホの情報が

溢れているけれど

溢れている情報では

心が動かない、こと。

たとえば、今日、

この時間に、ここに来る
と自分で決めて、

実際に体験して、体感するから、

感情が動くんだ・

自分の頭で考えたり、

選んだり、

そして行動するからこそ

心が動くのだ、と。




情報では

人は感動しない。

そう、人は

情報だけでは感動しない。


何かと腰が重い

おしりも重いワタシが

この日

居ても立っても居られない

気持ちで、動いて

トークショーにきて

このコトバを聴けたことが

何よりの実感・でした。



その後、続いて、

「かぐや姫の物語」の

上映でした。

公開時に観たとき以上に

強く、味わい深く

観る事ができました。


あー

やっぱり、

行ってよかった・・・


せっかく、

生で、ライブで

偉大な人たちの

言葉をキャッチできたら

今度は

それを、どう自分流に

咀嚼するのかが

だいじ、

なんだよな。



スマホやPCの中を

のぞいてるだけでは

本当に

感じたいことを

探しているだけでは

見つからないから・

さあ、

今日も 暑いけど、

ワタシは、

何をする?

どう動く?


























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# by obinatagumi | 2017-07-20 09:47 | オビナタのおと | Comments(0)

窓辺のゆずさん

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# by obinatagumi | 2017-06-15 07:54 | ネコ・うちの「ゆず」さん | Comments(0)

色彩レゾナンスで、自分の2017年後半にワクワクしている。

こんにちは。
訊く力・聴く心・効く言葉でおなじみの

インタビュアー・ライターの大日方です。


5月は自覚をもって

駆け抜けるほど

忙しかったので

6月に入り、

すこしスピードダウンする

必要を感じています。


いつもなら、

スピードダウンを

したものの、

だらだらただ過ごし、

だらだら過ぎて、

結局、慌てて

自分のおしりをたたいて、

自分で「忙しさ」を

作るというスパイラル。



そのパターンは、

実は決して居心地は

悪くない。

そこそこ幸せ、充実感を

味わえてしまうから

余計にタチが悪い。



だからこそ、この6月は

いつもの自分とは違う

ことをしようと

想っていた。

では、何を

どうすればいいのか

ヒントは毎日、

降り注いでるにもかかわらず、

どうやら 度があっていない

メガネをかけているみたいで

よくは見えない。

ホントのわたしは、

裸眼で1.5だけどね。



ぼやけた視界の中で

手を伸ばしてみたのが

七織早久弥さんの

夏至までの期間限定

色彩ヒプノレゾナンス。

色彩ヒプノレゾナンス、とは

七織流色彩療法と

ヒプノセラピーを

併せたオリジナルのセッション

という説明であってるかな?

七織さん




なぜ選んだのかといえば

直観で

としか言いようがないけれど

あえて言うなら

この3点でしょう。



①色から「私」を解くという手法に惹かれて。


私の頭の中も外も

常に、言葉が動いている。

だから、色という言葉にならないもので

自分を見てみたいとおもったから。

まずは13色のカラードロップを

好きな順に並べてみた。


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色の効果や、色の可能性について

カラーセラピストの友人や

本などを読んで

多少は知っていたつもり

だったけれど

色って、

こんなことまでもわかるのか~。

「今の私」」の

深層心理、身体の状態、

行動パターンなどを

まさに、カラーシャベルで

七織さんがひと堀、ふた堀。

してもらった感じだ。


調和を最優先に

自分でバランスをとること

各々のスペースを

尊重しようとすること
組織的な責任者として

ものごとをすすめるために

やらねばならないことを

してるのだが、


理想の在り方に

自分でも困って

一時保留をしている状態。



楽しさや、情熱や

探究心、素直さや愛情

真の喜びは

あまりにも大事だから

鉄壁のガードで

守っている。


なんだそうです。

ドキ、ドキリ

思い当たるから

ドキュン。



次に、

2017年後半の6か月のヒントとなる

「色彩BMSカード」を

6枚ひいた。

すべてのカードが揃ったとき、

七織さんの鳥肌に

気づいちゃった私。


わたしがひいた

色彩BMSカードの色6枚と

色彩共鳴分析で選んだ色と

すべて同じだったという

ミラクルが。


意味はわからなくても

目で見てもわかる

色同志の共鳴に、

わたしも驚きました。



メモとして。


7月・・・スペース  を充分にとる・ 

    となりの芝生? 誰かの領域?


8月・・・消化・吸収・発電の時期。

    噛み砕いて自分のやり方に変える・

    満を持して、自家発電をする。

    はじめて外にでていくというサイン。

    蛹の状態で、古い自分がドロドロに



9月・・・メタモルフォーゼ・大変容・一瞬にして大変化が起こる


10月・・・クンダリーニ・目覚めて進んでいける。どこへでも。魂レベルで振動数が変わる。

11月・・・再生と復活 リバース。まったく新しい自分・ようこそ新しい自分。


12月・・・ストイックと限界



これまで、調和を優先し

各々のスペースを尊重することを

優先してきたために

後回しにしてきたことが

くるんと一回転。



なんのこっちゃか

わからんでしょうが

2017年後半のオビナタが

どうなっていくのか

どうぞ、

ご一緒におたのしみください。




さて、選んだ理由の

二つ目は

夏至前というタイミングに惹かれて。



偶然みかけた七織さんのブログ

夏至前限定企画という言葉

しかも、かなりお得ではないか!

おっと、これは見逃せない。

とおもったので、

即予約しちゃいました。

それなら私もという方は、

こちらへどうぞ七織早久弥さんのブログに

アクセスを!

6月21日まで予約を受け付け

6月30日までが対象のようですよ。





最後の理由は、シンプルに、

七織さんに惹かれて。

時々読ませていただいてる

七織さんのFBやブログが

昨年の冬から

春にかけてなんとも、

いい感じなのである。


長い間の場所を離れ

1人旅へ。

そのころから

綴られる

七織さんの言葉が

すこしずつ

変わっていった

気がして。

いい感じなのである。



硬いかたい、つぼみが

すこしずつ花開くように

水源近くの小さな流れから

水量を増して小川になるように

どんどん解き放たれている

七織さん。

ほら、

会ってみたくなったでしょ?

ご覧のとおり、姫の名にふさわしい

美人さんですよ~。


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というわけで、

おススメします

たっぷりと3時間と

いろいろなアプロ―チで

読みとく

七織流ヒプノレゾナンス。

夏至までの期間限定

セッションですぞ。


「色彩レゾナンス特別3時間セッション」

通常の半額 10,000円(通常 21,000円)


虹内容虹
★色彩レゾナンス(13色のドロップの共鳴分析)
★色彩BMSカード 2017年後半6ヶ月予報(7月~12月)
★潜在意識アクセス

★秘密のメッセージ伝達

七織早久弥さんブログさんへ。

どうぞ、お見逃しなく!








*******************************

言葉にならならいモヤモヤを
言葉にしたい人も

頭がこんがらがってしまうから 

言葉にしたい人は

マインドクリアインタビューが

おススメです。

地味に受け付けていますよ。


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ご希望の方は下記
メールから、お申し込みください。
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までお送りください。
48時間以内に返信いたします。


基本は対面で
長野市内で行っていますが、
ご希望があれば
指定の場所(交通費実費いただきます)か
Skypeなどでも対応しています。


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御約束の日時3日前からキャンセルは50%
(日時変更の場合はOK)
24時間前からキャンセルは
100%頂戴しますのでご了承ください。

お約束の24時間前までに
日時の変更希望をご連絡いただいた
場合は、対応します。


ご予約日が確定後
振込先・会場についてお知らせします。

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# by obinatagumi | 2017-06-14 16:35 | 生きるよろこび | Comments(0)

〜ローカル線・篠ノ井線での一期一会〜


訊く力・聴く心・効く言葉で
おなじみの
インタビュアー・ライターの
オビナタです。


普段は、愛車・オレンジ号で
走り回る事が多いワタシですが
先日、松本まで
ローカル線の電車に乗って
行ってきました。



松本までは、
およそ70分。
次の週に、お客様に提案する
企画書を見直すつもりでした。


車内はかなり空いていて、
座席にゆったり座り、
スケジュール帳を広げて
仕事のダンドリなどを
確認していたときのこと。
ふと顔を上げた瞬間に、
目があった方がいました。
ほんの一瞬でしたが
お互いに
自然に笑みがこぼれました。
どうやら、海外からの
旅行者のようです。
ワタシとは少し離れた席に
ご夫婦で座られました。


電車が出発すると
やることがあっても
すぐ眠くなるか
窓ばかり観てしまう
ワタシが
この日は、めずらしく
目の前の資料に
集中していました。
すこし肩が凝ったなあと
アタマをあげたとき、
すーと、
ほんとうに、すーと
言う感じで
先ほどの旅行者の
女性の方だけが
わたしの席の横に座ったのです

「あなたは先生ですか?」
と訊ねてきました。
赤ペんを片手に
紙をぺらぺらめくる
ワタシをみて
答案用紙に
何かかき込んでいる
教師に見えたようです。
「いえいえ、ちがうんですよ」
と、それがきっかけで
私たちは、
松本までの各駅停車の旅の間、
ずっとおしゃべりをしました。


彼女達はタイ在住の
インド人ご夫婦であること
NGO職員だったパートナーさんの
退職記念に、日本を旅していること。
すでに、京都を拠点に5泊し
奈良・京都・大阪・広島・
そしてお友達がいる園部を旅し、
それから
東京のホテルに移って、
前日は、箱根と富士山の
五合目までいってきたとのこと。
今日は、東京から新幹線で
長野まで来て、
松本城を観に行く事など
日本の旅を
かなり満喫されていることを
伝えてくださいました。


わたしも松本城の
階段が狭くて急なことや
きっと、最上階からは
日本アルプスが見える事
もし、モダンアートに
興味があれば
ぜひ、松本市立美術館で
草間彌生作品を観る事などを
おすすめしました。



時折、熱心に窓から風景写真を
撮るパートナーさんに
微笑みを送りながら
彼女は、
日本の物価は高いこと。
特に交通費の高さと
ホテルの狭さにも
驚いたとのこと。
それとおなじくらい、
いや、それ以上に、
どの地域の景色も人も
食事も美味しく、
想像していたよりも
もっと、
すばらしい国だと
何度も言ってくださいました。



何よりも日本が平和であること
治安がよいこと
貧富の格差はさほど
大きくはないこと
それが
どのくらい素晴らしい事か
についても
お話してくださいました。


もちろん、
私たち日本人も
人はそれぞれ
ちがった悩みや困難を
抱えています。
日本という国内にも
世界的にみても
かなりの矛盾や
問題点がある事も確かです。


それでも・・・と
彼女は続けました。



つい3週間前、
彼女の娘さんと3歳になる孫娘さんは
10代の男の子たちに拳銃で
脅され、乗っていた車のカギと
自宅のカギを奪われたそうです。


自分たちの目の前で
自宅の金目のものを盗まれ
娘さんの車に詰め込み
車ごど、
持ち逃げされてしまったのだとか。
ほんの数週間前に
彼女の家族に起こったできごとを
聴いた時には、
かなり、衝撃でした。



そろそろ、松本にも
近づいて来たころ、
彼女は言いました。


この世界は素晴らしい。
人生はたいへんな事も多いけれど
素敵なこともいっぱいある。
それでも、
どこの国に産まれるかによって、
人生は大きく違ってしまう。
だから、
日本に産まれて来たということは
かなり、ラッキーなことなのよ。
と、そう伝えてくれました。




お互い
自己紹介はしたけれど
初めて聴く
えらい複雑で長い
彼女の名前を
わたしは
覚えられませんでした。
彼女は私を
オビって呼びながら、
覚えられないのは
あなただけじゃないから、
安心してと、笑いました。

結局、
連絡先を交換することもなく
楽しい旅や
無事に帰路につくことを祈り、
そして
お互いの人生が
すばらしいことになるように
とHUGをして
私たちは
松本駅で別れました。


車内で
彼女のパートナーさんが
私たち2ショットを
撮ってくれました。
カレのカメラにも私たち
二人は
写っていることでしょう。


この広い地球で
同じ時に、
しかも、
長野のローカル線で
この方と出会いに
感謝したいとおもいます。



もう二度と
彼女達ご夫婦と
会う機会は
たぶん、ないでしょう。
それでも、
きっと、
ずっとワタシの心に残る
一期一会でした。



心残りは、
姨捨駅で数分に渡り
電車が止まっていたとき
素晴らしい景色と
棚田について説明したいのに
英語でどういったらいいのか、
まったく解らなかったんだよなあ・・・。



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# by obinatagumi | 2017-06-13 03:36 | 生きるよろこび | Comments(0)

なんでこんな場所に!というような隠れ家店を発掘することが好きな信州在住のインタビュアー&ライターが、信州の隠れ家店や、日々のことを綴っています。


by おびちゃん
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